親族間の不動産の売買・不動産の名義変更の解決事例　★不動産の直接売買サポートセンター★

今回は親族間における不動産の名義変更の解決事例について書いてみたいと思います。

ご相談時のご依頼者様のご状況等は下記のような内容でした。

【目的】

私（長女）の実家（大阪府堺市）の不動産とローンの名義を実家に住んでいる次男に変更したいです。

【現在の状況】

父　61歳（自営業）：実家住まい

母　62歳（契約社員）：実家住まい

長女（私）　37歳（自営業）：結婚により10年前に別居。現在、奈良県で夫・子供と3人暮らし。

長男　33歳（自営業）：2015年より大阪市内で一人暮らし。独身。

次男　23歳（正社員）：勤続年数3年半。実家住まい。独身。

【経緯】

2007年、独身時に私（長女）名義で実家を購入（三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用）。当時、両親では年齢・所得からローン利用が不可。

2010年に結婚に伴い家を出る。

ローン返済、固定資産税等の支払いは、結婚後から実家側で全て行っている。

2014年に融資先であるUFJ銀行へ親・弟への名義変更の相談をしたが、断られる。その後、多くの銀行へ名義変更について相談するも全て断られる。その後、売却活動をするも売れなかった（残債と仲介手数料を賄えるよう設定をした売却希望価格が相場より300万程度高かったことが原因）

2018年の夏から秋にかけて、ノンバンクにも不動産会社を通じて融資審査を行いましたが、大幅な減額になるとの回答で断念。

2018年冬、このような案件に強い専門の不動産会社へ住宅にかかる全ての資料を提出の上、ノンバンクを含む金融機関へ相談を行うが弟2人で融資申請を行っても希望融資額に対し400万円不足した額が限界との回答を受け断念。

2019年2月から現在までは、月々の返済約7万円に加え、11万円を毎月繰上返済している。現在の残債は約1,300万円。

以上が当初のご相談時に頂いた内容とご状況でした。

お電話にてお問い合わせを頂きましたが、ご相談者様のY様に対してその場で次のようお返事をさせて頂きました。

「結論から申し上げますが、簡単ではありませんが、解決できると思います。弊社はこのような問題を専門に扱っており、過去にも類似の内容の問題を解決させて頂いていることから、恐らく大丈夫だと思います。それよりも、お話からは今までに取り組みをされた業者は恐らく素人ですよ。解決するためのノウハウも実務経験も無く、専門的に扱っているなんて言っているだけだということが分かります。その上で費用も請求されたということですから、とんでもないお話だと思います」