大阪市の賃借人間の個人売買 ~仕事で一番大事なこととは?~ 

借りている家を貸主と直接売買して購入

本日は大阪市阿倍野区における中古住宅の個人売買取引を完了させていただきました。

売主のN様とI様、買主のI様、ありがとうございました!

こちらの事案も姫路市の事案と同じくご相談から引き渡しまで一年を要してしまう事案となりました。

姫路市のケースとは内容や条件が異なるため、どちらが煩雑であるかは同じ尺度で測ることはできませんが、いずれにしても、無事、完了させていただくことができ、ありがとうございます。

売主様と買主様は賃貸のオーナーと賃借人という間柄です。 長らく賃貸借された土地と建物をオーナー様が売却処分することとなり、賃借人のI様へ購入を打診され、売主のN様より弊社へお問い合わせをいただいたという流れです。

ご相談の多くは取引の「価格」は決まっていないものの、「売買することは決まっている」ということでご相談をいただくことがほとんどです。

が、今回、売主のN様から「価格は●万円でお伝えしていますが、買主のIさんが購入するか、しないかをまだ、迷っているので、購入の可否について相談をお願いできますか?」とお話をいただきました。

確かに当事者間で価格まで合意に至っていないケースはありますが、厳密には当事者のやり取りが長らく続いたことで、行き違いがあり、お互いが認識している「価格」に大きな差が生じてしまっているとのことで、その「調整」と「購入意思の判断」をご依頼いただいた感じです。

当然、私としては、そのご相談をさせていただくことに問題は無かったのですが、ひとつ不安はありました。

「買主のIさんにとって、弊社は売主のN様が見つけられ、対応をお願いされている以上、弊社がN様側の立ち位置に近い不動産会社ではないか?」という不安を抱かれるのではないだろうかという懸念が生じました。

そこで、お電話を差し上げると共に、「価格や購入の有無ではなく、不動産会社もどのような会社であるのか?担当する私がどのような人物なのか?それらも分からないまま大きな金額、大事な資産のお話をさせていただくことはご不安や疑念を生じ兼ねませんので、I様がご不都合がございませんでしたら、一度、いろいろとざっくばらんにご面談によりご相談をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?」ということからスタートさせていただきました。

いつも私はこのようなスタンスでお客様に接するように心がけています。

先方にとってもセールスなんかは誰も望んでおられませんし、こちらも無用な誘導、セールスといったことではなく、本当にお互いの信頼の上で、売主様、買主様、弊社が皆、目的を達成するために協力してやっていきましょう!という認識を得られることが第一だと考えているからです。

この人のために仕事をしたい、お手伝いさせていただきたいと思えることは、商売をしている方であれば皆さん共感していただけると思いますが、お金や労力の問題ではありません。

大事なことは、お役に立てている、感謝されるということを実感できることが重要な要素であると思い、日々の仕事に取り組んでいると思います。ですから、私はお金だけに固執するよう人は嫌いです。

話は戻りますが、私は、買主のIさんが「購入するべき」というスタンスや見解ではなく、適切な取引価格はいくらなのか?買主の様のIさんのご状況や購入後の不動産の価値などを私なりに(当たり前ですが)買主様に寄り添って相談を重ねた結果、ご理解をいただき、本日、無事、完了させていただくことができました。

それに、Iさんが手元の弊社からの請求書を見られ「一年かけて大変なことをいろいろとやっていただいたのに、これだけですか?これでは日当にもならないくらいで・・・。周りに不動産のことでお話があれば、必ず浜口さんを紹介しますから」と仰っていただいたのですが、確かに報酬は自分で申し上げるのもおかしいのですが、間違いなく激安です。

が、I様から「他の方に紹介します」と言っていただけたことは、今回のお取引で自分の仕事を認めていただけた、満足していただけたということであり、報酬はともかく、それ以上に自身の社会的存在感、事業の重要性について満足でき、次も頑張っていこう!という気にさせていただけました。N様、I様、ありがとうございました!

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