年明け早々のお仕事でお疲れの方もこの3連休で改めてスタートを切るために少し休憩、なんて方もおられるかもしれません。
さて、そんな3連休の初日(と言ってもサービス業は土日祝が仕事です)も多数のお問い合わせを頂き、忙しくお仕事をさせて頂きました
その中で本日、午前中にお電話を頂いたA様がご相談のため、17時に弊社へご来店頂いた時のお話です。
ご相談内容はご自宅の売買に関してでしたが、タイトルにある通り、何が酷かったのかというとこんな感じです。
1.昨年、とある不動産会社にてA様はご自宅の売却を依頼
2.他の不動産会社のお客様による見学などがあるものの申し込みには至らない状態
3.年末を控え、方向性も検討をし直すことを考慮しA様は売却活動を一旦、中止
と、ここまでは普通の流れです。問題が起きたのはそれからのことです。
4.以前に内覧をされたお客様の不動産会社の営業マンがA様の自宅が売りに出されていないことからA様に連絡がありました。
「以前にご見学を頂いたお客様が気に入って頂いているので、取引できませんか?」とのこと。A様からすると検討を頂けるということで嬉しいお話です。
5.営業マンからお客様の希望購入額は売出価格よりも1割ほどの値引きをした額ということで、大きな金額ではありましたが、A様は先方が良ければ売買をすることを了承する旨の返事をされました。
営業マン「ありがとうございます。早々に取り決めをして3日後に契約をさせて頂きます」
A様 「(内心)えっ?!3日後?!別に問題がなければ良いけど、もの凄く急な話だな・・・」
そして迎えた契約の前日、A様へ一本の電話が入ります。電話の主はあの営業マンです。
「いや~、すいません。お客さんがやはり買わないということです」とのこと。A様からするとこの数日間の急な展開はともかくも、何となくこの営業マンに不信感がありましたので、購入希望者の方はともかくも「そうしたことであれば、一度、家に来て頂き、事情を少し説明してもらいたい」と返事をしました。
ピンポーン♪営業マンがやってきました。
事情説明と言っても購入を断念されるに至った具体的な理由や話はなく、終始、営業マンがその見込み客に対して「本当に突然で私もこんな経験、初めてです。どんでもないお客さんです」と開き直りとはまた違いますが、そのような話に終始する始末です。
A様からすると家の購入を断念されることは先方の意向であるから、仕方のないことですので、そこに問題や怒りを感じてはおられません。ただ、ただ、どことなく腑に落ちないというのが最後まで残っていました。
その出来事から数日後、S様は購入するしないということではなく購入を断念された「本当の理由」が知りたくて購入希望者の方へ電話をされます。
なぜ、電話番号を知っていたのかというところですが、これはA様のお子様と購入希望者の方のお子様が面識はなかったものの同じ幼稚園に通園されていたという偶然からです。
先方に電話をされたS様は事の真相を知ることとなります。
先方が購入を断念された理由、なんだと思われますか?それはA様から話を聞いた私も今までに聞いたことのない「あり得ない話」でした。
それは・・・購入希望者の方は購入を検討したいということは営業マンに伝えたが、購入希望額をはじめ金額的なものは提示していないし、話を頂いてから次々と営業マンの仕切りで決められてしまい不安も生じてきたので、結果、お断りをすることにしたというのが実際のところだったそうです。
A様からすると金額の提示をされていないのに勝手に営業マンが購入希望額を提示していたことにも驚きましたが、あの営業マンが信用できないということがやはり購入希望者の方にとっても断念する大きな理由のひとつであったことがわかり、その点はすっきりとしたというか読みが当たったということではっきりと出来ました。
A様は先方が気に入って頂けており、問題がなければお取り引きしませんか?ということを伝えられ、その経緯とご相談のために弊社に見えられたということです。
内容も内容ですが、私の説明が下手なため長々と書いてしまい申し訳ありません。A様としては購入希望者の方も不安な経験をされた上でのお取り引きのご相談となることから、先方が安心頂ける内容で無事にお取り引きが弊社で頂けるかどうかをご相談の中で重視されておられました。
当然、私も購入者の方の不安は尽きないと思われましたので、良ければ、一度、弊社に来て頂き、落ち着いてご説明をさせて頂きそれでお決め頂く事でも良いと思いますということでこの日のご相談は終了です。
話を聞いていても、3日後に契約なんてそもそも、無理なお話で、住宅ローンを利用される場合にはどれだけ間違いなく融資が得られる属性の方でも事前審査で承認を得てから不動産の契約をさせて頂く事が通常です。
購入者でもないのに勝手に金額を決め、あることよりもないことばかり(いわゆる嘘ばかりということになりますが)を伝え、取引を強引にしようとしたこの営業マン、終始、マトモではないですね
A様の物件はなかなか探してもそのエリアでは出てこない価格帯と条件の住宅と言えますので、客観的にも購入希望者様が購入されるには需要と供給のバランスからも資産性の高い、維持できる住宅と言えますので家そのものは問題なくおススメの物件と言えます
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